心と体のコスモワールド
3.心と体の司令塔”胸腺” 6
やはり意識が免疫の力を左右するといって間違いないでしょう。
病気をきっかけに「自分が現在何をしているのか?」、
「これからどう生きたいか」をはっきり確認する事が、
病気を通して自分が自分に送っているメッセージなのです。
「胸腺」が自己と非自己を見分け、Tリンパ球を救済に向けるべく
やはり「生き方の方向性」をはっきりと認識することで
自分の生命エネルギーはその想いの通りに働くのです。
またその事を裏付ける出来事が自分の身にも起きたのです。
今から約7年前、心筋に違和感を感じて病院に行きました。
脈拍や心拍数から脳死状態と診断され、早速点滴を施されました。
しかし病院の単純なミスで一時的に心臓が停止したのです。
その時初めて人間がどのようにして肉体的に死んでいくのか、
そのプロセスを体験しました。
足や手の指先から少しずつ、風船のガスが抜けるように
生気が体の中心に移行し足先から冷たくなって、抹消の細胞が死んでいきます。
体が鉛のように重く感じられ、胸腺に向かって全身の気が集まってきます。
同時に肉体の奥からは細胞一つ一つが急激に超高速振動となり、
クリスタルのように光るライトボディー(細胞群)が
肉体の奥深くから表面に浮き出てきて、とても軽く美しく輝きます。
やがてピンポン玉のように圧縮された魂が、
胸の中心(胸腺)に吸い込まれ頭上から抜けていきます。
光のシャワーが降り注ぐ通路(次元トンネル)を抜けて
異次元へと移行していくようです。
暫くすると心臓が大きくバクバクと脈拍を再開しています。
意識は肉体内に戻りましたが、気がつくとその肉体は身震いするほど
冷たくなっていたのです。
こうして肉体が死を迎え、意識が次の次元に移行するときは
ハートチャクラと呼ばれる胸腺を通過するということがわかりました。
人間の生死、そして意識と身体はここで繋がっていたのです。
それだけに自らを責め、自己を赦さない気持ちこそが
胸腺の機能低下を招く事を、この臨死体験で知ったのです。
まず自分がどのように「生きるべきか」ではなく、
どうように「生きたいのか」を決めて、言葉で表現し行動に移してこそ
この地球に生まれた本当の価値を知る事ができるのです。
脳死が起きても、心臓が停止しても
胸腺は異次元への通路として最後まで生きているのかもしれませんね。
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