松尾みどり
みどりの泉

みどりのお便り
12月26日

去る12月18日に行われた、伊勢二見が浦の
夫婦岩大注連縄架け替え行事に参加して参りました。
名古屋から近鉄特急に乗り換えて約1時間30分。
伊勢に到着すると程なく、辺りは夕闇に包まれていきました。
夫婦岩を下見に出た私たちは、海の向こう側に
珍しい大きな赤い月の出を拝みました。
赤い月は不吉の前兆とか‥
果たして明日の神事はどうなるのでしょう?

翌朝は、皆様の記憶にも新しいかと思います、
全国的な大寒波で各地に大雪が降っていました。
滅多に雪の降ることの無い、ましてや年末の雪は何十年ぶりという
伊勢も例外でなく、辺り一面の雪景色です。

それでも行われるのが神事です。
我がNPO国際芸術家協会の男性陣も
白装束に着替えて神前で禊を受けます。
その後2人1組で大きな注連縄を夫婦岩近くの岸まで担ぎ出します。
岸から夫婦岩まで渡された吊橋の上で
腕の太さ程もある注連縄を順々に手渡していきます。
夫婦岩で注連縄を受け取ると岩の周りをグルリと1周させます。
横殴りの雪の中注連縄が5本綺麗に掛けられていきます。

私たち女性陣は岸で縄を送り出すまでしか出来ませんので
事の次第を凍えそうになりながら見守っていました。

ようやく注連縄が全て掛け終わる頃には
雪も止み、晴れ間がのぞいてきました。
こうして見ると夫婦岩が神々しく見えてきます。

昔からの神事には、苦労を分かち合い協力し合う事で
芽生える連帯感も含まれているのではないでしょうか?
その精神は大切に受け継いでいきたいものですね!

12月16日

記録的寒波が日本列島を覆っています。
皆様お風邪などを召してはございませんか?

来週12月20日は東京・青山ダイヤモンドホールにて
”スターゲートを開く旅 第6章 創られた「天国と地獄」”を行います。
”スターゲートを開く旅”シリーズの集大成となる今回、
あなたの身近に起こる疑問から
新聞紙上を賑わす事件まで
様々な問題のカラクリが解けることでしょう!
今年最後となります今回のレクチャーに是非ご参加ください!!

12月6日

今年もいよいよ残り少なくなって参りましたが、
皆様にはお変わりございませんか?
11月の末にはイタリアへと渡り、
つい先日心地良い疲れを乗せて笑顔で帰国致しました。

イタリアのナポリで開催された
財団法人 国際親善協会主催の
「ジャパンウィーク・イン・ナポリ イタリア」に
私の所属するNPO法人国際芸術家協会もエントリーしました。
サン・エルモ城を会場とする、恒例の
書展及び書のデモンストレーションは連日黒山の人だかりで
押すな押すなの大盛況でした。

日本総領事館を表敬訪問 サン・エルモ城での展示

また、国立ベリーニ歌劇場ではたくさんの舞台公演が行われました。
この劇場は1864年に建てられた6階建ての美しいオペラ劇場です。
さて、日頃レクチャー以外ではマイクを持つことも無いこの私が、
豪華なステージに立ち、歌を歌うだなんて‥
到底考えられないようなことが現実となってしまったのです。

今回、私たち協会の出し物は「日本の童謡」。
幼い頃に耳にしてきた懐かしい四季のメドレーを
(「どこかで春が」「うれしいひな祭り」「赤とんぼ」などなど‥)
会員の大西由香里先生の唄で披露することになりました。
私たちは浴衣を着てコーラスを担当しました。

それこそ学生時代以来のことですから、
嬉しいような、恥ずかしいような
独特な緊張感に包まれました。

浴衣を着て デモンストレーション

現代の子ども達は童謡を口ずさむことも少なくなりましたが、
小さい頃に沢山の自国の歌を唄っておく事が大切だと感じます。
日本人の意識が日本語の美しさと共に
音に乗って少しずつ遺伝子に刻まれていくのではないでしょうか。

今回は童女のイメージで浴衣を羽織り、下駄を履きました。
すると不思議な位、自然に「日本人の心」が甦ってくるようです。
「そうそうこんな感覚があったっけ!」と
次々と情況が脳裏に浮かんできました。
着物や下駄を身につけると優しい気持ちに
なれるのが嬉しいですね。

メドレーが終わると会場のあちこちから「ブラーボー!!」の声援と
惜しみない拍手を頂き、感動で頭が真っ白になりました。
ハプニングだらけのステージでしたが、
終わってみると舞台にやみつきになる人の
気持ちが分かる気がします。

つくづく音楽は世界共通のコミュニケーションの
手段であると感じたのでありました。
言語を超えて人間の気持ちが分かり合える、
最高に平和な手段ですね。
最後に唄った「赤とんぼ」の詩を書いた色紙を会場の方々に
配っていると、階上の人々も足早に降りてきて
「是非私も欲しい!」とあちこちから手が差し出されました。

私たちの歌の後も演目は続き、
最後は若い女性ばかりのグループによる素晴らしい演出の
和太鼓がシンセサイザーとの競演し、
拍手喝さいで閉幕しました。

私も日本にいてもこれだけの多様な日本文化公演を
一同に目にする機会はありません。
もっともっと日本人の素晴らしい文化を世界の方々に紹介し、
民間外交の大きな力を発揮する必要があると心から感じました。

本当の世界平和はこうした民間交流から
広がっていくのではないでしょうか!!

11月23日

11月も中旬を過ぎ、日ごとに寒さが増して参りました。
皆様にお変わりはございませんか?
季節の変わり目には風邪などに罹りやすいのでご注意ください。

月末にはNPO法人国際芸術家協会の仕事で
イタリアのナポリに行って参ります。
協会としては毎年恒例の、私としては2年ぶりの
ジャパンウィークへの参加です。

今回は会長による書道のデモンストレーションや展示以外に、
ベリーニ国立歌劇場にて歌手である同協会員による
童謡の発表会なども予定されています。

より多くの方々に日本の素晴らしさを
紹介できる機会のあることに歓びを感じますし、
日本のことを知っていただければ嬉しく思います。
この模様もこちらのページでご紹介しますね!

11月11日

先日は姪の七五三詣でに付き添いました。
3歳になる姪は着物姿に嬉しさを隠せないながらも
初めての行事に緊張している様子です。
神主さんの祝詞に不思議そうな顔で耳を傾けながら
神妙な面持ちで御祓いを受けています。
お化粧を施した顔はすっかりお姉ちゃんです。

七五三は元来、子どもの厄払いとして始まりました。
今のように衛生面や食生活が充実していない時代
子どもたちが無事に元服を迎えられるよう祈願したものです。

節目節目に違う世界に触れることで
子どもたちも一歩ずつ大人に近づいていくのかも知れません。
そういった意味でも伝統行事は大切にしたいですね。

11月6日

11月に入り朝晩はだいぶ冷え込んできました。
皆様にはお変わりございませんか?

来週13日名古屋・19日福岡・12月20日東京では
”スターゲートを開く旅 第6章 創られた「天国と地獄」”を行います。人類の長年のテーマでもある”恐怖”
私達が日々直面する”恐怖”
その根源は一体どこにあったのか?
カラクリが解き明かされます。
”スターゲートを開く旅”シリーズの集大成
どうぞお楽しみに!!

10月27日       お詫びと訂正

以前こちらでご案内しました、當麻寺(たいまでら)の件ですが
”奥院”ではなくて”西南院”でした。お詫びして訂正いたします。

先日の東京レクチャーにもたくさんの方々に
お集まりいただき本当にありがとうございました。
レクチャーの最後にご紹介した曲も、年内を目処に
皆様にご案内したいと思います。
どうぞお楽しみに!!

10月20日

先日の沖縄セミナーにはたくさんの方々にお集まりいただき
本当にありがとうございました。
グループごとのディスカッションの中で一人一人の夢を
より具体的にイメージしていくという新しい試みのワークでしたが
皆様と共にとても楽しい時間を過ごすことができました。
また是非皆様にお会いしたいと思います。

来週の東京レクチャー会場の部屋が
B1F サファイアルームに変更になりました。
いつもと同じお部屋ですのでお間違えのないようお越しください。

10月13日

先日の大阪レクチャーではお足元の悪い中
たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。
私たちの身の周りに潜む、身近なマインドコントロールゲームの
仕組みがよくお分かりいただけたのではないか、と思います。

大阪講演の後、奈良の當麻寺(たいまでら)を
訪れる機会がありました。
奈良県二上山の麓に位置する當麻寺は7世紀に創建され、
中将姫ゆかりの蓮糸大曼荼羅などがよく知られています。
今回はその先の西南院までご住職にご案内いただきました。

院の中庭にはたくさんの草花が植えられ
何種類もの紅葉がほんのりとですが色づいていました。
ここには見晴台もあり丁度山の中腹の辺りから
街を見下ろすように一望出来ます。
庭には水琴窟があり水の流れが美しい調べを奏でていました。
この日は生憎の雨でしたが、雨音が静かな院内に響き
日常を離れたひとときを過ごすことができました。
過人たちはここで自然を眺めながら
ゆったりと瞑想に耽っていたのかもしれませんね!

皆様も奈良へお出かけの際には
ちょっと立ち寄られてみては如何でしょうか?
とてもいい所でしたよ!

當麻寺 西南院
奈良県北葛城郡當麻町當麻